富士山登山の行方 Vol.5 » Field Only
絶景のお鉢巡りと影富士と
テッペン3776をあとにした我々は、富士山の火口を1周回る、お鉢巡りに入ります。
テンションは上がりっぱなしで天井が見えません(笑)日本で一番高い場所にいるのにね。
昨日、今日の心の振幅が激し過ぎて、もうたぶんおかしなってますが、そんなことどうでもいいんだよね。ていう、ね。
富士山の山頂はほぼ無風で快晴です。
お鉢巡りは、テッペンから時計回りに富士宮ルートの山頂まで戻ってくるコースを、、、、選んだわけじゃなく、なんとなく、みんなが歩き始めた方向がそうだったので、そうしたんです。
そしたら、いろんな出逢いがあったわけなんですが、それは後ほど。
私自身、お鉢巡りが初めてだったので、周りをキョロキョロキョロキョロ、写真をバシャバシャ馬車バシャ
活火山の富士山火口を歩くことができるという奇跡
富士山の最後の大噴火は宝永4年(1707年)の旧暦11月23日ということですが、富士宮ルートの途中にある宝永火口がその跡だそうです。
それから300年余り、富士山は噴火していませんが、2000年、2001年には有感地震(火山性地震)が一時的に多発した時期があるなど、「生きている」ことを確認できる現象もあるようです。
富士山の火口は、歩いてみてわかりますが、とんでもなく大きくて、周囲が約2kmあり、歩くだけでも1時間30分程度かかるようです。(我々は、イベントありで、ちょうど1時間50分でした。)
「この富士山が大噴火したら」とよく取り沙汰されていますが、さまざまなWEBサイトを見てみると、広範囲に甚大な被害をもたらすなど、その影響はかなり大きなものになると想定されています。
気をつけようもないことかもしれませんが、富士山が活火山であることを考えながら歩くことで、これまでに起きたこと、これから起こることに敏感になれると思います。
と思いながら、比較的歩きやすい山道をテクテクテクテクワクワクワクワクニヤニヤニヤにやニヤ
もうね、笑いが止まらんのです。
新しい高山病かもしれません。・・・・新型高山病
「幸山病」・・・いま閃いたわ(笑)
これいいすね。
「山で幸せを感じまくって笑顔が止まらない症状が出たら、この病」
「幸山病」
全員かかっとるで(笑)
「うわーーーー」
ニコニコ笑顔で歩いている我々の前に、急に現れたよレア現象が!!!
昨日の夕方、レア現象のひとつである「反薄明光線」を見ることができました。
出たーーーーーー
今日は、影富士です!!!
めちゃめちゃめちゃクッキリはっきり富士山の影です。
雲海に映るその姿は雄大そのものです。
手ー振ったら見れるんちゃうかなー・・・・もちろん見えません(笑)
影に向かって手ー振ったり、ウキウキしたりって、もうテンション上がり切ってるのわかりますよね。
今日は運良く雲海が広がりを見せているので、白のキャンバスいっぱいに富士山が映っていますが、樹海がところどころ出ているとマダラ模様になったりするので、一面の白に映える影富士っていうのは嬉しい瞬間でした。
10回連続できたら帰れます
我々チェリー登山部には、大きな挑戦でした。
リーダーがザックの中からスっと羽を抜き出します。
なんと、日本で一番高い山において、インディアカをやる。
それも、トスを連続10回達成できるまで、お鉢巡りを再開できないという・・・
やるのかい、やらないのかい、どっちなんだい
はい、やります(笑)もちろんです。やらせてください(笑)
10回なんて余裕っしょ。
そう、実はチェリーという名称、インディアカというスポーツを行うチームの名前なのでした。
富士山登山が初めてのチェリーボーイという意味ではないのです。(後輩くんに勘違いされたので、紹介しときます(笑))
このチェリー登山部のメンバーであれば、インディアカ歴が長いので、トスを10回続けるなんて容易いことなんですわ。
なので、動画の撮影をお願いしても、一瞬なので、よろしくお願いしますが言いやすいんですわ。
山道でやりますが、トス連続10回なんてあっと言う間で1回なので、すぐ移動して、他の登山者さんの足を止めることはないんですわ。
ですわ。
です。
ええ、まあ、そうだと思ってました。
安易でした。
撮影してくださった方々、何回も撮影させてしまって、大変申し訳ございませんでした。
満面の笑顔で、ご協力くださり、ほんとうにありがとうございました。
お陰をもちまして、とんでもなく貴重な映像を収めることができました。
あなた方の御陰です。
日本で一番高い山において、インディアカのトス連続10回を達成することができました。
たぶん世界初です(笑)
このブログを万が一見つけてくださったときは、どうかコメントに「あのときのオレたちだよ」と、一言くださいませ。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。
動画編集にも挑戦しているので、ご笑覧くださいませ。
次回は富士山山頂でのシークレットイベントの様子をアップします。
「富士山登山の行方Vol.6」をお楽しみに
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