植物を間近で見てみるゆっくりと
新しいカメラが到着したので、マクロ撮影の練習をしながら「葉のつき方」を観察してみることに。
まず葉っぱのことを少しだけお勉強。
植物は、効率よく日光を浴びて光合成できるよう、葉が重ならないように配列しているそうです。
専門用語では、「葉序(ようじょ)」というみたいですが、互生(ごせい)、対生(たいせい)、輪生(りんせい)などがあるようです。
※ボリュームがすごいので頭から煙が出そうです。いや、もう出ていると言っても過言ではないっ!
少しだけ距離が近づいたかも
昨年度、入校していた登山ガイド育成学校では、登山ガイドとして、植物の説明をするとき(特にお花の名前)に、エピソードや表現を豊かにすることで、お客さまが喜んでくださるよ・・・という内容の授業を受けていたのですが、なかなか頭に入らず、面白いことも言えず・・・
これの原因をよくよく考えてみると、情けないですが、出題される植物などの名前を覚えようとしていただけ、なんですね。
でも、これ(名前の説明)だけだど、お客さまに楽しんでいただくことはできないって、実際にお客さまと登山をしていてめちゃくちゃ感じました。
なので、もっと基本のところからやってみようと、植物がどうなってんのか、もっと近くで見てみようとなったわけです。
で、近くで見てみたら、そして違う種類の植物も同時に見てみたら、なるほどこんな感じになってるのかって。
こっちはどうだ?あっちのやつはどうなってんだ?と。
少しだけですが、興味が湧いてきて植物との距離が近づいたなあって気がしています。
とんでもない種類の植物ひとつひとつと向き合うことはできませんが、基本の知識を得ることで、全体を見るチカラも備わってくると思うので、焦らず着実にやっていきたいと考えています。
対生です。葉が、対になってついています。
互生のひとつ、らせん葉序です。少しわかりにくいですが、葉が、らせん状についています。
対生のひとつ、十字対生です。上の葉(少し紫色に変化)と下の葉が、十字になっているのがわかります。
輪生です。ひとつの節ごとに3枚以上の葉がつきます。これは3枚なので3輪生というようで、4枚になると4輪生と呼ぶそうです。
アイキャッチの画像は翼果
このブログの表紙になっているのは、イロハモミジの翼果(よくか)を撮影したものです。
タケコプターみたいですよね。
これにどんな意味があるのか。
少しだけ掘り下げてみたいですね。
それはまた後日に。
イロハモミジの翼果
よく考えてみよう(翼果だけに・・・)
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