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ながら3km

歩きながら

 「ながらはよくないよ」なんて、よく両親に言われたもんだし、振り返ってみると自分も誰かに言ってたと思いますが、イチローさんは「音楽聴きながらでも素振りが1000回できたら1000回だからいいんじゃないか」なんてなことを言っておられた気がするだけです。記憶が曖昧なので、私はこう捉えてますという感じで読んでください。

 「何かをしながら」は状況や環境が違えば、結果は出るのかなあと、いろいろ考える日々を過ごしています😎知らんがな。なんですが。

 ということで、以前から気になっていた登山中に発見してしまうゴミについて、「登山しながら自分サイズで行うゴミ拾い」を考えてみました。

 ひとまず、登山で試すよりも、散歩で試してみようと、ゴミ拾いキットを1セット作成して挑戦です。

自分サイズのゴミ拾い

 今回のゴミ拾いキットは、「飴ちゃんの袋を拾う程度」をベースにしています。
 なので、ゴミ袋の大きさもそんなに大きくなくて、20cm×20cmぐらいの大きさにしています。
 そしてゴミ拾いですが、拾うときのイメージとして、素手とか軍手だとかだと思うんですが、このご時世もありますし、ゴミはなるべく素手で触りたくないですよね?っていう感じなので、トングを準備してみました。
 トングは登山のときにでも携行しやすいようミニサイズにして、さらに細引きとカラビナを取り付けて、キットっぽくしています。

 なんでもそうですが、最初から大きくやっちゃうと継続しづらくなるので、小さなことからコツコツとって感じですかね。
 ゴミ袋を小さくしたのも、拾えるゴミの大きさを制限することで、心理的負担を軽減しようと考えてのことです。
 もうひとつは、お子さんでも取り扱いやすいので、親子でのゴミ拾い散歩や登山で楽しめるかもなあ、ということもあります。

 「自分サイズで行うゴミ拾い」のサイズ感、大事だと思います。

ゴミ拾いキットは、「ミニトング・細引き・カラビナ」が1セット

マスク😷って割と落ちてますよね。なんでかな。

拾いながら歩くのか歩きながら拾うのか

 まあ、どっちでもいいですよね😊
 今回は、企画としてのサイズ感を、ルートや距離、お手洗いの位置を踏まえながら考ようということで、鳥取砂丘の遊歩道を歩いてみました。
 ゴミを拾いながら、そして、遊歩道沿いに咲くお花を見ながらで、気づけばあっと言う間に鳥取砂丘の県営駐車場前まで到着し、復路はゴミを拾ってきた道をピストンしたのでサックサク。
 往復3km、時間を見てみると60分が経過していました。
 ながら3km、あっと言う間でしたよ。
 
 ええじゃない。
 ゴミ拾いしながら3kmのウォーキングで60分。
 この時期ならお花も見られて日本海も穏やか。
 お子さん連れ、わんちゃん、猫ちゃん連れでもいいかもしれません。
 ながら3km歩いても、3kmのウォーキングには変わりないので、「○km歩かなきゃ」と思って歩くより、よっぽど楽しくてあっと言う間だと思います。月に何回か行えば、運動不足解消につながるかもしれませんね。
 そして少しだけ道を綺麗にすることができる。

 まずは、何人かに声をかけさせてもらって、やってみましょう。
 話しながらだと、1人で行うより、もっとあっと言う間だと思います。
 企画として成立するようでしたら、またこのブログでも募集してみようと思います。

今回の結果です。まだまだ拾いきれないくらい落ちていましたし、入らない大きさのゴミもチラホラそこかしこ・・・が、「自分にできるサイズ感」として、今回はここまで。

遊歩道に咲くお花

ニセアカシア

トベラ

シャリンバイ

このブログの主人の正体 整備士→消防士→登山ガイド・・・変態中

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松本 和志 登山ガイド / 男性

 登山ガイド(JMGA登山ガイドステージII)  国際マウンテンリーダー(IML)ハイキング・トレッキングガイド  元消防士・勤続21年(各種災害出動経験2500件以上) 挑戦があるから生きている!  これからは、登山に挑戦する人との共感、共有を通じ、一緒に笑顔になれる人生を送りたいです。  このブログでは、私の挑戦、失敗や成功、喜怒哀楽を書き綴っています。私の挑戦が誰かの何かになれば幸いです。

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