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命の世界から届いたお手紙

車中泊の旅で

「鳥取から?大ばか者〜」と、いきなりの褒め言葉から始まった不思議な出会い。
車中泊の旅で偶然出会い、登山もご一緒させていただいたご夫婦から、お手紙が届きました。
その内容は・・・命の世界

命の世界

・・・(中略)
山の厳しさに触れる。肩に食い込むザック、絞れる汗量、己をトコトンまで追い込む。何も考えられぬほど疲れさす。無心で歩く。歩き続ける。フーと抜ける。〈無我の境地〉頭で考えるのではなく、本来持っている人間の本能を導き出す修行だ。山の神は教えてくれる。己をまだ生かしてくれている。
素晴らしき〈命の世界〉だ。
・・・(中略)

お礼

FS・K様

その節は、見ず知らずの若輩者にお声がけくださり、ありがとうございました。

出会ったその日に、時間を忘れて会話できたこと、朝の冷たい雨がシトシトと降る中で頂いたカップラーメンの味が優しかったこと、その経験が、少し重くなっていた私の心の支えになったことを、昨日のことのように覚えています。

私自身、車中泊の旅で、さまざまな出会いに触れてきましたが、FS・K様との出会いを特別に感じているところです。

「井の中の蛙 大海を知らず」

私は今、井の中を飛び出して、登山という大海に挑戦しています。
飛び出したからこそ、山の神に愛されたFS・K様との出会いや、素晴らしい山々との出会いに恵まれました。

私は人生をかけて、この挑戦を続けます。

闘病を続けながらの登山への挑戦ということ。言葉が見つかりません。

FS・K様との出会いは、私の人生の活力です。

私も「素晴らしき命の世界」に身を置く者として、一生懸命、精一杯に生きることで、FS・K様を応援します。

FS・K様ご夫婦の御健康と御多幸、そして、100歳での槍ヶ岳登頂を心よりお祈り申し上げます。

有り難うございました。

追伸
 槍ヶ岳挑戦の際は、ご一緒させてください!

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